腸のおはなし

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横浜

2020.2.7

横浜

私達の身体の60兆個の細胞は食べたものから出来ています。

肌の代謝、髪や爪が伸びるのも、生きるための様々なエネルギーも、全ては食べたものから作られます。理解しておくべきは、それらの栄養が入る入口は「口」ではないということ。口では噛み砕くことがメインの仕事。その後胃でさらに細かく分解され、十二指腸を通って小腸へと運ばれます。

小腸では栄養の消化・吸収の9割が行われます。この小腸こそが身体への栄養の入口となるわけです。吸収された栄養は血管に入り血流に乗って身体全身に運ばれます。小腸では消化、吸収の他に免疫細胞の7割が存在し、幸せホルモンのセロトニンの9割の生成も行っています。他にも美容やアンチエイジングに関わる細菌たちが大腸内には沢山棲みついていますが、その菌たちの活躍のお陰で健康を保つことが出来ています。

今、腸内細菌が注目されているのは、そんな腸のさまざまな役割が2000年以降の遺伝子解析技術の発展により明確になってきているからです。

ご自身の腸を知るために「腸内フローラ検査」があります。